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平成18年産さとうきびの収穫面積及び収穫量

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最終更新日:2010年3月6日

砂糖類ホームページ/国内情報

農林水産省から
[2007年8月]


大臣官房統計部



◎平成18年産さとうきびの収穫面積及び収穫量
 〜さとうきびの収穫量は、台風の影響があった前年産に比べて8%増加〜

 統計部は6月20日に平成18年産さとうきびの収穫面積及び収穫量を公表しましたが、内容は以下のとおりです。

【調査結果の概要】

1 収穫面積
さとうきびの収穫面積は2万1,700haで、前年産に比べて400ha(2%)増加した。

2 10a当たり収量
さとうきびの10a当たり収量は6,040kgで、前年産に比べて340kg(6%)上回った。

3 収穫量
さとうきびの収穫量は131万tで、前年産に比べて9万6,000t(8%)増加した。
この統計調査結果で使用している統計表は、以下のアドレスからデータとしてご利用いただけます。

図1 さとうきびの収穫面積
図2 さとうきびの収穫量及び10a当たり収量


この統計調査結果で使用している統計表は、以下のアドレスからデータとしてご利用いただけます。
http://www.maff.go.jp/toukei/sokuhou/data/syukaku-satoukibi2006/syukaku-satoukibi2006.xls
この統計調査における調査の目的、調査の対象などは、【調査の仕様】P14に掲載しています。


【解説】
図3 さとうきびの収穫面積の構成割合(県別及び作型別)


1 収穫面積
 収穫面積は2万1,700haで、前年産に比べて400ha(2%)増加した。 これは、増産プロジェクトによる取組が推進されたことや、沖縄県で前年産に比べて台風の影響等に伴う生育不良による切り戻し等が少なかったためである

注:「切り戻し」とは、さとうきびの株を残して、上部の茎を切り落とすことをいう。茎を切り落としても株から萌芽があり、翌年新たな収穫が見込めるが、当年の収穫面積は減少する。

2 10a当たり収量
  10a当たり収量は6,040kgで、前年産を340kg(6%)上回った。
  これは、鹿児島県で天候に恵まれ生育が良好であったことや、沖縄県で7月〜8月の少雨及び台風第13号による影響があったものの、11月以降の適度な降雨等により生育が回復し良好となったことによる。
  なお、10a当たり平均収量対比は102%となった。


3 収穫量

収穫量は13 1万tで、前年産に比べて9万6,000t(8%)増加した。これは、収穫面積が台風の影響のあった前年産に比べて増加したことに加えて、10a当たり収量が前年産を上回ったためである。

図4 さとうきびの収穫面積 及び収穫量の推移


表 平成18年産さとうきびの収穫面積及び収穫量
注:(参考)の「10a当たり平均収量対比」とは、10a当たり平均収量(過去7か年のうち、
最高、最低を除いた5か年の平均値)と当年産の10a当たり収量との対比である。

【統計表】




【統計表の見方等】

1 統計数値については、下記の方法によって四捨五入しており、合計と内訳の計が一致しないことがある。

2 表中に用いた記号は以下のとおりである。
  「△」:減少したもの

【関連するデータ、情報】

累年統計表
1 さとうきびの収穫面積
単位:ha
資料:農林水産省統計部『作物統計』による。

2 さとうきびの10a当たり収量
単位:ha
資料:農林水産省統計部『作物統計』による。

3 さとうきびの収穫量
単位:ha
資料:農林水産省統計部『作物統計』による。


【調査の仕様】

1 調査の目的
本調査は、さとうきびの生産に関する実態を明らかにし、各種生産対策等の資料を整備することを目的としている。

2 調査の対象
鹿児島県及び沖縄県

3 調査客体数
96事業場

4 調査期日
収穫期

5 調査方法
製糖会社及び製糖工場に対して調査票を送付・回収する往復郵送調査により、調査客体が自ら記入する自計申告調査による。

6 集計方法
全国値は、鹿児島県及び沖縄県の結果を積み上げ集計している。

7 目標(実績)精度
本調査においては、目標精度は設定していない。

8 用語の解説
(1) 春植とは、春に茎を植え付け、発芽したものをその年の秋から翌年春にかけて収穫する栽培方法をいう。
(2) 夏植とは、夏に茎を植え付け、発芽したものを翌年の秋から翌々年の春にかけて収穫する栽培方法をいう。
(3) 株出とは、宿根株から萌芽したものを、その年の秋から翌年の春にかけて収穫する栽培方法をいう。
(4) 収穫面積とは、当年産の作型(夏植、春植、株出)の合計面積のうち実際に収穫された面積をいう。また、放棄されたものについては含めない。

(参考)

9 その他
この資料の数値は概数であり、確定値は平成19年8月刊行予定の『作物統計』に掲載する。

○ この統計調査結果は、農林水産省ホームページ中の農林水産統計データに掲載しています。
http://www.maff.go.jp/tokei.html
分野別分類は「作付面積・生産量、家畜の頭数など」、品目別分類は「工芸農作物(さとうきび・茶)」に分類しています。

○ 本統計の累年データは、農林水産省ホームページ中の農林水産統計情報総合データベースに掲載しています。
http://www.tdb.maff.go.jp/toukei/toukei

【関連リンク】
農林水産施策関係ページ:農林水産省>農林水産施策について>基本
http://www.maff.go.jp/kihon.html
食料政策関係ページ:農林水産省>農林水産施策について>食料
http://www.maff.go.jp/syokuryo.html
農業生産振興関係ページ:農林水産省>農林水産施策について>生産
http://www.maff.go.jp/seisan.html

【問い合わせ先】
◎本統計調査結果について
農林水産省 大臣官房 統計部
生産流通消費統計課 普通作物統計班
電話:03-3502-5687
◎農林水産統計全般について
農林水産省 大臣官房 統計部
統計企画課 広報普及班
電話:03-6744-2037

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