農林11号Ni11

農林11号は、1996年(平成8年)に命名登録、同年、沖縄県の奨励品種に採用されました。早期高糖で、脱葉性、耐倒伏性にすぐれた機械収穫向きの品種です。


左:剥葉前の茎、右:剥葉し、日光にさらされた茎
左:剥葉前の茎
右:剥葉し、日光にさらされた茎
芽子
芽子
立毛状態
立毛状態

来歴組合せ ♀KF71-299 × ♂F172

 

重要特性

Ni11は、沖縄県農業試験場さとうきび育種研究室においてKF71-299を母本、F172を父本として交配した交雑種子から実生を養成し、以後、特に早期高糖性、脱葉性に注目して選抜を重ねて育成した品種です。

 

・脱葉しやすく機械収穫に適する。
・春植え、夏植え、株出しの収量はNCo310と比較して安定して多い。
・糖度はNCo310より安定して高く、可製糖量は多い。


農林11号図表
●梢頭部葉鞘に毛群があるので、採苗時と調苗時には注意しましょう。

●初期伸長が良好で、早期に肥培管理を実施すると増収につながります。




Ni11の形態的特性

葉長はNCo310と同程度。茎はNCo310よりやや太く長て重い。

Ni11の形態的特性

●梢頭部葉鞘に硬い毛群があります。
●葉は直立し、脱葉は容易です。