農林13号Ni13

農林13号は、2001年(平成13年)に命名登録、同年、沖縄県先島地域向けの奨励品種に採用されました。早期高糖で夏植えで収量の多い品種です。


左:剥葉前の茎、右:剥葉し、日光にさらされた茎
左:剥葉前の茎
右:剥葉し、日光にさらされた茎
芽子
芽子
立毛状態
立毛状態

来歴組合せ ♀F175 × ♂RF79-247 

 

重要特性

Ni13は、沖縄県農業試験場さとうきび育種研究室が育成した品種です。1987年(昭和62年)に沖縄県において台湾育成品種F175を母本に、沖縄農試育成系統RF79-247を父本に用いて人工交配した種子から、実生を養成し、以後、特に早期高糖性、多収性に注目して選抜を重ねて育成しました。

 

・収量はNCo310と比較して春植え、夏植えで多い。
・早期高糖で甘蔗糖度が高いため、可製糖量は大幅に増収。NCo310、F177を大きく上回る。


農林13号図表
●株出しは萌芽が悪く、収量も少ないので株出し栽培は控えましょう。

●黒穂病抵抗性は「極弱」であるため黒穂病多発生地域での栽培はさけましょう。




Ni13の形態的特性

草型は立葉で葉幅はNCo310と比較して広い。茎はNCo310よりも太い。

Ni13の形態的特性

●他品種と比べてやや葉が広く、立葉です。
●多品種と比べて梢頭部が大きい。
●芽子はやや小さい。