農林14号Ni14

農林14号は、2000年(平成12年)に命名登録、同年、鹿児島県の奨励品種に採用されました。高糖性を特徴とする品種です。


左:剥葉前の茎、右:剥葉し、日光にさらされた茎
左:剥葉前の茎
右:剥葉し、日光にさらされた茎
左:剥葉前の芽子、右:剥葉し、日光にさらされた芽子
左:剥葉前の芽子
右:剥葉し、日光にさらされた芽子
立毛状態
立毛状態

来歴組合せ KF78-81の自然受粉 

 

重要特性

Ni14は、九州沖縄農業研究センターさとうきび育種研究室が育成した品種です。1986年(昭和61年)に沖縄県石垣島においてKF78-81を母本とする自然交雑種子を得て、実生を養成しました。以後、特に高糖性に注目して選抜を重ねて育成しました。

 

・NCo310やNiF8よりも蔗汁糖度、純糖率および可製糖率が高い。
・茎が柔らかく刈り倒し易いため、収穫作業がし易い。

農林14号図表

●脱葉しやすさはNiF8にやや劣るが、茎が柔らかく刈り倒しやすい。
●3月以降も側枝の発生がほとんどない。
●風折抵抗性はNiF8より強い。
●黒穂病に弱いため、黒穂病が発生した地域での栽培は控えましょう。



Ni14の形態的特性

葉長はNCo310と比較して長い。茎はNCo310よりも太い。

Ni14の形態的特性

●葉梢の花青素が他品種と比べて強く、紫色を呈します。
●日光にさらされた茎は紫色となります。