農林15号Ni15

農林15号は、2002年(平成14年)に命名登録、同年沖縄県全地域向けの奨励品種に採用されました。
早期高糖で春植え、夏植え、株出しの3栽培型で砂糖収量の多い品種です。


左:剥葉前の茎、右:剥葉し、日光にさらされた茎
左:剥葉前の茎
右:剥葉し、日光にさらされた茎
左:剥葉前の芽子、右:剥葉し、日光にさらされた芽子
左:剥葉前の芽子
右:剥葉し、日光にさらされた芽子
立毛状態
立毛状態

来歴組合せ ♀F161 × ♂RK86-68

 

重要特性

Ni15は、沖縄県農業試験場さとうきび育種研究室が育成した品種です。1988年(昭和63年)に沖縄県において台湾育成品種F161を母本に、沖縄農試育成系統RK86-68を父本に用いて人工交配した種子から実生を養成し、以後、特に早期高糖性に注目して選抜を重ねて育成しました。

 

・収量はNCo310と比較して春植え、夏植えで多く、株出しはやや少ない。
・早期高糖で甘蔗糖度が高いため、可製糖量は三作型ともに多い。


農林15号図表
●耕土が深い肥沃地に適します。
●分げつがやや少ないので、植え付け苗は多めにしましょう。
●初期の生育がやや緩慢なので、植え付け、株出し管理は早めに行いましょう。




Ni15の形態的特性

草型は立葉で葉長はNCo310と比較して短い。茎の太さはNCo310と同程度で、糸巻き型。

Ni15の形態的特性

●他品種と比べて葉が短く、立葉です。
●他品種と比べて梢頭部が小さい。
●芽子は小さい。