農林16号Ni16

農林16号は、2003年(平成15年)に命名登録、同年、沖縄県の奨励品種に採用されました。良好な茎伸長と三作型での多収を特徴とする品種です。


左:剥葉前の茎、右:剥葉し、日光にさらされた茎
左:剥葉前の茎
右:剥葉し、日光にさらされた茎
左:剥葉前の芽子、右:剥葉し、日光にさらされた芽子
左:剥葉前の芽子
右:剥葉し、日光にさらされた芽子
立毛状態
立毛状態

来歴組合せ ♀RF78-209 × ♂CP70-1133

 

重要特性

Ni16は、九州沖縄農業研究センターさとうきび育種研究室が育成した品種です。RF78-209を母本、CP70-1133を父本に沖縄県農業試験場作物部さとうきび育種研究室が交配した種子を導入し、1991年(平成3年)に実生選抜を実施して以後、特に茎重型の株出し多収性に注目して選抜を重ねて育成しました。

 

・茎伸長が旺盛で1茎重が重い茎重型品種。
・春植え、株出し、夏植えの三作型でF177、NiF8よ りも収量が多い。


農林16号
●痩せ地等の影響からF177、NiF8の茎伸長が不良で少収となる圃場での
 作付けに適します。
●春植えの場合、植付け時期が遅れると出芽不良になる場合があることから、適期植付けと健全種苗の利用に留意し、欠株を出さないことが重要です。
●風折抵抗性がやや弱いので、風折害の発生しやすい圃場での栽培は控えましょう。


Ni16の形態的特性

葉長はF177、NiF8と同程度、葉色はやや薄い。茎長は長く、茎径は太い。

Ni16の形態的特性

●茎の基本色が緑です。
●茎重型ですが萌芽が良好で、分げつ発生方向はやや斜です。
●葉耳が槍型です。