農林17号Ni17

農林17号は、2002年(平成14年)に命名登録、同年、沖縄県の奨励品種に採用されました。早期高糖で風折抵抗性・株出し性、耐倒伏性に優れた品種です。


左:剥葉前の茎、右:剥葉し、日光にさらされた茎
左:剥葉前の茎
右:剥葉し、日光にさらされた茎
左:剥葉前の芽子、右:剥葉し、日光にさらされた芽子
左:剥葉前の芽子
右:剥葉し、日光にさらされた芽子
立毛状態
立毛状態

来歴組合せ ♀NiF8 × ♂RF79-247 

 

重要特性

Ni17は、沖縄県農業試験場さとうきび育種研究室においてNiF8を母本、RF79-247を父本として交配した交雑種子から実生を養成し、以後、特に早期高糖性、風折抵抗性、倒伏性に注目して選抜を重ねて育成した品種です。

 

・早期高糖性で風折抵抗性がすぐれ、台風の潮風害による糖度低下が小さく、台風による気象災害の影響が小さい。
・萌芽が良く株出し収量はF177より多い。


農林17号図表
●黒穂病に弱いので発生が確認された場合は抜き取り防除を行い、多発生
 地域での栽培は控えましょう。
●干ばつがおきやすい圃場を避け、植付けおよび株出し管理を早めに行いましょう。
●新植の分げつがやや少ないので、植付本数は多くしましょう。十分な分げつ茎の発生および生育確保のため、最終培土を遅くし茎数確保に努めましょう。




Ni17の形態的特性

葉長はNCo310と同程度。茎はNCo310よりやや太く、長さは同程度で重い。

Ni17の形態的特性

●葉幅が広く、蔗茎の形は糸巻で芽子は円形です。
●梢頭部の葉鞘に毛群があります。