農林19号NiTn19

農林19号は、2004年(平成16年)に命名登録、同年、沖縄県の奨励品種に採用されました。良好な分げつと三作型での多収を特徴とする品種です。


左:剥葉前の茎、右:剥葉し、日光にさらされた茎
左:剥葉前の茎
右:剥葉し、日光にさらされた茎
左:剥葉前の芽子、右:剥葉し、日光にさらされた芽子
左:剥葉前の芽子
右:剥葉し、日光にさらされた芽子
立毛状態
立毛状態

来歴組合せ ♀F172 × ♂RF81-208

 

重要特性

NiTn19は、九州沖縄農業研究センターさとうきび育種研究室が育成した品種です。F172を母本、RF81-208を父本に台湾糖業研究所が交配した種子を導入し、1993年(平成5年)に実生選抜を実施して以後、特に茎数型の株出し多収性に注目して選抜を重ねて育成しました。

 

・分げつが旺盛で、茎数が安定して多い茎数型品種。
・春植え、株出し、夏植えの三作型でNi9、F177よりも収量が多い。


農林19号図表
●茎数不足で少収となる圃場での作付けに適します。

●水はけの悪い圃場などでは発芽不良になる場合があるため注意が必要です。




NiTn19の形態的特性

Ni9、F177よりも葉が直立し、葉色が濃い。茎径はNi9と、茎長はF177と同程度。

NiTn19の形態的特性

●他品種と比べて葉が直立します。
●芽子の形が卵円形です。
●葉耳が槍型です。