農林23号

農林23号は、2006年(平成18年)に鹿児島県の奨励品種に採用されました。発芽・萌芽、茎伸長にすぐれ、春植え、夏植え、株出しのいずれの作型でも多収の品種です。


左:剥葉前の茎、右:剥葉し、日光にさらされた茎
左:剥葉前の茎
右:剥葉し、日光にさらされた茎
芽子
芽子
立毛状態
立毛状態

来歴組合せ ♀NiF8 × ♂Ni9

 

重要特性

Ni23は、九州沖縄農業研究センターさとうきび育種研究室が育成した品種です。1995年(平成7年)に沖縄県石垣島においてNiF8(農林8号)を種子親、Ni9(農林9号)を花粉親にして交配した種子から実生を養成し、以後、特に株出し萌芽性と高糖性に注目して選抜を重ねて育成しました。

 

・発芽・萌芽が良く、茎伸長に優れている。
・春植え、夏植え、株出しともに原料茎重が重く可製糖量が多い。
・夏季に干ばつが発生した年でも、他の品種より収量が多い。


農林23号図表
●黒穂病抵抗性は弱です。発生した場合には速やかに抜き取りましょう。
また黒穂病が多発している地域への作付けはさけましょう。

●強風時に茎の折損が発生しやすいので、風折被害を受けやすい圃場での栽培は控えましょう。



Ni23の形態的特性

葉長はNCo310と比較して長い。茎はNCo310よりもやや太い。

農林23号の形態的特性

●他品種と比べて葉長、葉梢長ともに長く、葉の中央から先端が垂れます。
●他品種と比べて茎長、節間長が長い。