農林24号

農林24号は2007年(平成19年)に沖縄県の奨励品種に採用されました。1茎が重く多収で、早熟、高糖性、秋から初冬季の収穫にも対応できる新品種です。


NiN24の茎(中央、剥葉前の茎)
NiN24の茎(中央、剥葉前の茎)
NiN24の芽子
NiN24の芽子(中央)
左:「NCo310」
右:「NiF8」
NiN24の草姿
NiN24の草姿 立毛状態
左:「NiN24」
右:「NiF8」

来歴組合せ ♀F167×♂CP57-614(さとうきび野生種)

 

重要特性

「NiN24」は、九州沖縄農業研究センターさとうきび育種ユニットが育成した品種です。南アフリカ共和国において「F167」を母本、「CP57-614」を父本として交配した種子を得て、1991年(平成3年)に実生を養成しました。以後、特に茎重型の多収性、早期収穫適性、高糖性に注目し選抜を重ねて育成しました。

 

・茎径が太く、一茎重が重いため原料茎重は「NiF8」に優り、可製糖量が多くなります。
・早期高糖で11月収穫も可能である。夏植え型栽培(8月〜9月の植付け)による早期収穫では、11月において糖度が13.1%を超えます。


農林24号図表
●新植で11月収穫を行う場合には、夏植え型(8月〜9月の植付け)で栽培
しましょう。
●重粘なジャーガル土壌における春植えでは、発芽を確保できないと減収に
つながります。充実した芽子を持つ健全な種苗を用いるとともに、過覆土とならないようにしましょう。



NiN24の形態的特性

葉身長は「NiF8」と同じかやや長くなります。葉色も「NiF8」とほぼ同じですがやや濃くなります。茎の長さは「NiF8」よりもやや短く、茎径は「NiF8」よりもやや太くなります。

農林24号の形態的特性

●芽子が小さく、あまり突出していません。
●茎の複合色が緑であり、淡紫の「NiF8」と比較すると茎色は全体に緑色に見えます。