農林26号

農林26号は、2008年(平成20年)に沖縄県の奨励品種に採用されました。南北大東島地域に適し、株出し多収に加え、早期高糖性で12月収穫も可能な品種です。


左:剥葉前、左:剥葉し、日光にさらされた茎
左:剥葉前
右:剥葉し、日光にさらされた茎
芽子
芽子
左:剥葉前
右:剥葉し、日光にさらされた芽子
立毛状態
立毛状態
左:F161
右:Ni26

来歴組合せ ♀RK85-55×♂RF79-247

 

重要特性

Ni26は、沖縄県農業研究センター作物班が育成した品種です。1994年(平成6年)に沖縄県において、RK85-55を母本、RF79-247を父本に用いて人工交配種子を得、実生を養成しました。以後、特に茎数型の多収性、早期高糖性に注目して選抜を重ねて育成しました。

 

・発芽、生育初期からの茎伸長が良く、茎数が多く、特に株出しでF161よりも多収です。
・F161に比べ早期から糖度が高く、早期収穫にも適します。
・F161より風折抵抗性(耐風性)があります。


農林26号図表
●黒穂病に弱いので、黒穂病が多発生する圃場での栽培は控えると同時に、
栽培に際しては健全種苗の利用、苗の消毒、発病株の抜き取り等の管理が
必要です。

●早期収穫(12月)を行う場合、新植の糖度、収量の確保のため、夏植え型で栽培を行いましょう。



Ni26の形態的特性

F161よりは葉が垂れますが、NCo310に比べ立葉です。葉長はF161、NCo310よりも長くなります。茎径はF161と同程度でNCo310よりも太くなります。茎長はF161と同程度以上でNCo310よりも長くなります。

農林26号の形態的特性

●茎が糸巻き型で、日光に曝された茎は、紅を帯びた褐色となります。
●葉がやや長く、やや立葉です。