砂糖の歴史
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砂糖の歴史−世界

紀元前4世紀
アレキサンダー大王がインドに遠征。その家来が「蜂の力をかりずに葦から取れる蜜がある」と語ったとされる。
11世紀
ヨーロッパのキリスト教国による十字軍の遠征がはじまり、西洋諸国に砂糖を持ち帰る。
12世紀
コーヒーを飲む習慣から、王侯、貴族、聖職者などの上流階級で砂糖の消費が盛んになる。
13世紀
元の初代皇帝、フビライ・ハンがアラビア人の技術者を招き、黒糖を白い砂糖に精製。
マルコ・ポーロが中国を訪れ、白い砂糖に出会う。「東方見聞録」にその時の驚きが記述されている。
15世紀
コロンブスが新大陸を発見。ブラジル、カリブ海諸国を中心にさとうきびプランテーションが発達する。
16世紀
植民地時代。植民地の産物をもとに国際間の貿易がはじまり、砂糖は重要な貿易物資となる。
19世紀
プロシアで真空結晶缶、アメリカで遠心分離器が生まれ、産業革命を経て製糖技術が近代化する。
ナポレオンの大陸封鎖で西インド諸島からの砂糖供給が激減。砂糖の急騰を防ぐため、てん菜糖を実用化し、産業化する。

砂糖の歴史−日本

8世紀
唐僧鑑真が来日した際に黒砂糖500斤をもたらしたという説がある。(薬用として活用)
17世紀
〔1610年〕薩摩国大島郡(奄美大島)の直川智が黒砂糖の製造に成功。
18世紀
元禄期、薩摩藩が本格的に製糖を開始。
徳川吉宗・新井白石らが製糖奨励策をとり、阿波、土佐、駿河、遠江、和泉などの地方でも製糖が始まる。
19世紀
〔1868〕明治維新による開国で外国から白砂糖が入るようになり、日本の製糖は奄美大島と沖縄県の黒砂糖のみとなった。
〔1894〕日清戦争の後、台湾を中心に近代糖業が発展し、一部の贅沢品から一般家庭の調味料に変わる。
20世紀
〔1940年代〕台湾からの供給が絶たれ、配給制度によって1人あたり6大都市で1ヵ月360g、その他の地域で1ヵ月300gとなる。
〔1944〕配給制の打ち切り。
〔1945〕第二次世界大戦の終戦によって砂糖不足が起こる。
甘さに飢えた時代。唯一、国内産のてん菜糖が乳児用に回される。→人工甘味料(ズルチン、チクロ)の使用→人体に対する安全性の問題から使用禁止。
〔1973〕第四次中東戦争を契機に砂糖パニックが起き、砂糖が入手困難となる。(500円/kgでも入手困難)