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海外市場の動き[2000年1月]

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最終更新日:2010年3月6日

砂糖類ホームページ/海外情報


砂糖類をめぐる海外の動き
[2000年1月]

[NY市場の動き]

【NY市場の動き】

 11月の市場は、(1) ブラジルが極端な市況の低迷の結果、農民が作付面積を大幅に減らしており、来年は砂糖の輸出量が大幅に落ち込むと見込まれる、(2) EUが今年は天候に恵まれて増産となったが、このことによって補助金の金額が限界に近づいており、来年は作付面積を減少させると見込まれる、(3) 台湾及びウズベキスタンの買い付け等の強材料があったにもかかわらず、全体的な需給バランスという点では、世界の砂糖在庫が非常に多く、まだ供給過剰の状況に変化がみられないことから、主要輸入国の現物の買い付けが引き続き低調なことが弱材料となって市場を圧迫し、現物価格及び期近3月限価格とも月初めの7セント台前半から、月末には5セント台後半まで下落し、それぞれ価格の高低差が1.3セント以上もある波乱含みの展開となって推移した。
 また、市場関係者筋は、11月の市場の最も大きな関心事は、主要輸入国であるロシアが11月で季節的輸入関税を撤廃した後、同国が買い付けを再開するかどうかであった。これに関連し、ザーニコフ社はロシアの消費について、98年558万トン、99年609万トン、2000年631万トン、伸び率にして9.1%、3.6%と極めて高く予想し、これは通常の自然増の域を大幅に超えていたが、その後の実際の輸入動向は不明ではあるが、来年の買い付けは大幅に減少するのか、あるいは消費増などから買い付けはそれほど落ち込まないのか、12月からの同国の買い付けペースに注目が集まっていた。
 このようにロシアの買い付け動向がはっきりしない中、現物価格は、最高値が2日の7.12セント、最安値が22日の5.79セント、月平均は前月に比べて0.36セント安の6.54セントとなった。また、期近3月限価格は、最高値が1日の7.09セント、最安値が30日の5.78セント、月平均は前月に比べて0.30セント安の5.78セントとなり、現物価格及び期近3月限価格とも前月よりわずかながら下落した。
 今後の市場動向に関して、E・D&F・マン社のマクグラス最高経営責任者は、需給関係から見て砂糖市場は世界的に供給が大幅に過剰で、価格は非常に低い水準にあるが、長期的展望として、生産が削減され、需要に沿ったものとなりつつあるので砂糖価格は反転するとの見方を示した。
 これに反して、ソロモン・スミス・バーニー社のウォルター・スピルカ氏は、最近、粗糖相場は底堅い動きを示しているが、ファンダメンタルズから見て上伸する材料はなく、当面は横這い状態が続くであろうが、99/2000年度の高水準の在庫に圧迫されて弱気の相場展開となり、いずれは下落するだろうと予想している。
〔輸入農産部〕

ニューヨークNO.11の推移(現物相場・月平均)
NY11の推移(現物相場・月平均)

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