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海外市場の動き[2006年8月]

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最終更新日:2010年3月6日

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砂糖類をめぐる海外の動き
[2006年9月]


【NY市場の動き】

NY定期相場
 独立記念日を挟んで17.02セントと17セント(10月限)を上回る水準でスタートした7月のNY定期相場は、機関投資家の資金の動きによる値動きに加え、ブラジルでの干ばつ傾向やインドの白糖輸出が見込めないこと等の材料から強気の展開で始まった。
 7日末は投機筋の利食い売りにより反落して16.87セントで終わったが、翌週の10日からは投機筋の売りに大幅続落して16.46セントから始まり、数日間反発と反落を繰り返したものの主要生産国の増産基調を受けファンド筋の手仕舞い売りや投機筋の売りが集中して続落し、28日(金)には14.76セントまで下げ、一ヶ月足らずの間に約14%下落した。
 しかし、月末の31日には、15.56セントと業者筋の買いに反発して終わったため、一部のアナリストには相場には歯止めがかかったとの見方も出ている。

NY現物相場
 現物相場も先物相場と同様に独立記念日を挟んで大きく動いて17セント後半で推移し、17.91セントと2ヶ月ぶりに18セント台を伺う水準となった。しかし、翌週10日に大きく反落した現物価格は、翌日は17セント台を割り込んで終了した。
 17日の週に入って、現物は一段安の16.14セントとなり、18日に一度は16.55セントまで小反発したものの結局21日には16.00セントで引け、その後もずるずると続落を続け28日には15.00セントまで下げたが月末の31日には反発して15.56セントで引けた。



〔特産流通部〕
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