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海外市場の動き[1999年9月]

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最終更新日:2010年3月6日

砂糖類ホームページ/海外情報


砂糖類をめぐる海外の動き
[1999年9月]

[NY市場の動き]

【NY市場の動き】

 7月の市場は、上旬は、需給要因からすると依然地合いが弱い中、技術的要因やフィリピンの買い付け等により、現物価格、期近10月限価格とも低水準の価格ながらも前月から引き続き堅調に推移した。
 中旬は、バカンスシーズンを迎えてファンド筋の動きが低調となったうえ、国際砂糖機関(ISO)が98/99年度の過剰生産量を5月時点の246万トンから344万トンに上方修正したこと、ブラジル及びタイが増産見通しなどの弱材料によって下落し、現物価格は5¢後半、期近10月限価格は5¢半ばとやや軟調に推移した。
 下旬は、台湾、ドミニカ、シリア及びイランの買い付け、一部の農産物商品価格の上昇などの支援材料によってやや持ち直し、現物価格は6¢前半、期近10月限価格は5¢後半へと僅かながら上昇した。
 このような状況の中で、現物価格は、最高値が1日の6.92¢、最安値が12日の5.74¢、月平均は前月に比べて0.56¢安の6.11¢となった。また、期近10月限価格は、最高値が1日の6.29¢、最安値が13日の5.31¢、月平均は前月に比べて0.22¢安の5.72¢となり、現物価格及び期近10月限価格とも前月より下落した。
 市場関係者は、今後の市場における強材料になりそうなものとして、◇ブラジルは現在、自動車燃料用のアルコールの需給改善に取り組んでおり、その効果が出てくればアルコール向けさとうきび使用が増えるため、砂糖の生産は下方修正される、◇アジアではタイ及びパキスタン以外は全て輸入国であるが、それらの国々が昨年来の相場の下落によって当用買いに終始しているが、景気回復の効果が加われば今後買い付けが増えることが考えられる、◇欧州では99年産ビートが成育中であり、8月のビートテストまでは確かな予測はつかないが、現在のところEU、トルコ、ウクライナ及びロシアが減産になる見通しである、を挙げている。
 また、今後の

◆ アメリカ大手証券会社メリルリンチ社
 市場は需要が弱い中で、ブラジル、キューバ、タイ及びオーストラリアが予想を上回る生産をしたことによって供給過剰が続き、年末までに約定最安値を更新することは避けられず、また、在庫率も来年度以降さらなる上昇が予想される。
◆ E・D&F・マン社
 市場は需給要因と輸入需要の弱さから中期的には下落するだろう。しかし、長期的には、アジア地域での景気回復の兆候が見られることに加え、砂糖生産国は相場が不採算な水準にあるため、2000年半ば以降生産削減をする可能性があることから、かすかな光が見えてくるだろう。
◆ アメリカ大手証券会社ソロモン・スミス・バーニー社
 市場は在庫増に加え、主要生産国が減産に踏み切れないことから、需給要因は引き続き弱くなり、短期的には技術的要因で上昇する可能性があるものの、8¢を大幅に上回ることはなく、依然低迷が続き相場の回復は困難であろう。
〔輸入農産部〕

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