[本文へジャンプ]

文字サイズ
  • 標準
  • 大きく
お問い合わせ
alic 独立行政法人農畜産業振興機構
砂糖 砂糖分野の各種業務の情報、情報誌「砂糖類情報」の記事、統計資料など

ホーム > 砂糖 > 砂糖の国際価格の動き > 海外市場の動き[2008年4月]

海外市場の動き[2008年4月]

印刷ページ

最終更新日:2010年3月6日

砂糖類ホームページ

[2008年4月]


【NY市場の動き】

1.NY定期相場
 2月のNY市場の砂糖定期相場(3月限)は、11セント後半〜14セント前半への上昇値動きとなった。高値14.27セント、安値11.86セント、平均13.13セントであった。
 1日に12.35セントでスタートした定期取引(3月限)は、概ね12セント台で推移していたが、14日に他の商品相場が再び高騰しているのを眺めて各方面から買いが入り1年半ぶりの高値となる13.10セントをつけ、その後は13セント台での値動きとなった。21日には、新たに一連の投資ファンド筋の買いが入り14.00セントをつけたものの翌日には13セント台に戻し、その後、26日には再び14セント台にのせ、29日には14.27セントで納会を迎えた。

2.NY現物相場
 一方、2月のNY市場の砂糖現物相場は1日に14.38セントでスタートし、4日には13.94セントとなったものの、翌日には14セント台に戻し、その後は14セント台で推移した。14日には15セント台にのせ、26日には16セント台となり、29日には16.33セントで2月の取引を終了した。
 2月の現物取引の平均価格は、1月より10.3%上降し15.16セントとなったが、これは前年同月と比較すると30.5%高い水準である。

(単位:セント/ポンド)

NY砂糖市場の動き


【世界の需給関係情報】

1.ISO
 国際砂糖機関(ISO)は2月26日発表した四半期報告で、2007―08年度(07年10月―08年9月)の世界の砂糖市場が930万トンの供給過剰との見通しを示し、11月時点の予想1110万トンから下方修正した。06―07年度は推定1120万トンの供給過剰。
 ISOは「08年9月までの相場に関して、統計に基づいた見通しは依然として弱気だ。国際相場に対する需給面での上昇圧力はないと見られる」としている。

2.リヒト
 ドイツの商品調査会社F・O・リヒトの上級アナリストは2月19日に開かれた会議で、2008―09年度の世界砂糖市場は生産と需要が均衡するとの見通しを示した。ただ、需給関係の健全化に向けては過剰在庫の解消も必要だとしている。
 世界の砂糖価格は、農産物の商品先物で大きなリターンを追及する投資ファンドや投機筋が押し上げ、年初から20%超上昇した。
 だが同アナリストは、世界最大の砂糖生産国ブラジルからの大量供給により、相場上昇が抑えられる公算が大きいと指摘。「1970年代や80年代初めのような価格高騰は起こりそうもない」と語った。
 また「(価格高騰は)ファンドが先導しており、引き続き、短・中期的な世界の砂糖価格の方向を決める」としている。

3.キングスマン
 スイス・ローザンヌを拠点とする砂糖ブローカーのキングスマンでパートナーを務めるトム・マックニール氏は、2月3日から5日までドバイで開かれた業界会合で、2008―09年度の世界砂糖需給が100万トンの供給過剰になるとの見通しを発表した。前年度は940万トンの供給過剰だった。
 同氏はまた、08―09年度の中国の需要の伸びは6%と、前年度の11%から鈍化するとの見通しを示した。
 
4.ザーニコフ
 英砂糖商社ザーニコフは2月19日の最新月報で、2007―08年度の世界砂糖供給余剰見通しを968万トンとし、11月の前回予想(1050万トン)を下方修正した。06―07年度については、同社は供給過剰分を1145万トンと推定している。
 同社月報によると、「昨年記録した過去最大幅の供給過剰に続いて、07―08年度も生産は増加する見込だが、砂糖相場に対する強気の見方は衰えていない」という。
 国別では、ブラジルの生産量を3325万トン(前回予想3282万トン)に上方修正、インドは前年とほぼ同水準の3120万トンとした。

ページのトップへ




このページのトップへ

Copyright 2016 Agriculture & Livestock Industries Corporation All rights Reserved.