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海外市場の動き[2008年10月]

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最終更新日:2010年3月6日




[2008年10月]


【NY市場の動き】

1.NY現物相場〜堅調に推移するも、月末には下降基調へ〜
  8月のNY市場の砂糖現物相場は、14セント台〜16セント台の値動きで推移した。月平均値は先月より0.68セントと小幅に上昇した。
  1日に16.13セントでスタートし、月前半から月半ばにかけては、先月からの堅調な相場を受け、15セント台の狭いレンジで堅調に推移した。月後半からは、国際砂糖機関(ISO)が発表した、08/09年度の世界需給見通しによる砂糖の供給不足が見込まれ、主要生産国であるインドの減産を背景に実需筋の強い引き合いが相場を支え、22日には15.93セント、翌週の25日に15.95セント、26日に16.06セントを記録するなど、上昇基調に転じて推移したが、過去数年来の過剰在庫、他の商品相場の軟化を受け、投機筋や実需筋による大量の売りが入ったことにより、一転して、27日に15.66セント、29日には今月の最安値である14.75セントを記録するなど、下降基調となって推移した。

2.NY定期相場〜堅調に推移するも、月末には下降基調へ〜
  8月のNY市場の砂糖定期相場(10月限)は、12セント台〜14セント台の値動きで推移した。月平均値は先月より0.47セントと上昇した。
  1日に14.13セントでスタートした定期取引(10月限)は、月前半は、ブラジルでの天候不良による減産見通し、実需筋の安定した需要増などを背景に13セント台で堅調に推移した。月半ばから後半にかけては、原油や他の商品相場の堅調さを受け、業者筋と実需者筋の買いが入ったことにより、18日には13.67セントを記録し、その後は14セント台に回復したが、ドル高による商品相場の圧迫が弱材料となり、28日に13.23セント、29日には今月の最安値である12.76セントを記録するなど下落基調となって推移した。


(単位:セント/ポンド)

NY砂糖市場の動き


【世界の需給関係情報】

1.USDA
  USDA(米国農務省)は、同国の08/09年度の砂糖需給見通しついて、生産量は前年度に比べ7%減の700万トン、消費量は前年に比べ微増の994万トンになり、期末在庫は前年の149万トンから半減するとの見通しを明らかにした。
  また、収穫面積について、てん菜産地から小麦への転作が進んでいることから前年度に比べ16%減の105万エーカー、さとうきびは1%減の87万エーカーとなる見通しと発表した。
 
2.ISO
  ISO(国際砂糖機関)は、8月14日、08/09年度の世界砂糖需給見通しについて、生産量が1億6,900万トンから1億6,165万トンに減少、一方、消費量は1億6,175万トンから1億6,555万トンに増加し、390万トンの生産不足になるとの見通しを明らかにした。
  また、需給見通しの中で、「世界の砂糖余剰の局面は終わり、市場は供給不足の局面に入りそうだ。輸出国の生産不足の大部分は、過去2年間に積み上げられた在庫で補われるだろう」と予測している。
 
3.ザーニコフ社
  イギリスの砂糖商社ザーニコフ社は、8月15日、08/09年度世界の砂糖生産量は、インドと欧州で生産減となり、07/08年度実績の1億7,200万トンを下回り、1億6,410万トンとなるとの見通しを明らかにした。
  また、インドの生産量は、さとうきび作付面積の減少や、小麦、米、豆類に転作したことにより前年に比べ500万トン減少し2,391万トンとなる見通し。最大生産地であるブラジルは、3,350万トンと前年と同量になるとの見通しを明らかにした。

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