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海外市場の動き[2008年11月]

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最終更新日:2010年3月6日




[2008年11月]


【NY市場の動き】

1.NY現物相場〜軟調に推移から一転、後半に最高値〜
  9月のNY市場の砂糖現物相場は、14セント台〜15セント台の値動きで推移した。月平均値は先月より0.84セントと小幅に下降した。
  2日に14.71セントと原油相場の下落などによる8月下旬からの下落の流れを引き継いでスタートした相場は、月前半は、中米のハリケーン情報、08/09年度の世界需給見通しによる砂糖の供給不足見込みおよびインドなどの消費増加予測が出されたにもかかわらず、14セント台後半で軟調に推移した。月半ばに米国で発生したリーマン・ブラザーズの破綻に対しては14セント台を維持して過剰な反応はしなかったが、月後半になって、金融不安や他の商品先物相場の下落により、砂糖の供給不足および実需増加予測が好材料と目され、26日に15.88セントの月間最高値をつけたが、一転して、29日に15.27セント、30日には15.05セントと米国議会の金融機関救済策に対する市場参加者の様子見が影響し、値を下げた。

2.NY定期相場〜11〜13セント台の値動き〜
  9月のNY市場の砂糖定期相場(10月限)は、11セント台〜13セント台の値動きで推移した。月平均値は先月より1.38セント急落した。
  2日に12.71セントでスタートした定期取引(10月限)は、砂糖は納会月に安値を示現する習性どおり、30日には12.36セントで終了した。これは、米国下院で金融安定化法案が否決されたことを消化し、投資家が手じまい売りをしたためであり、市場では、現在の砂糖市場は需給関係に左右されず、金融市場の混乱が、砂糖先物相場に悪影響を与えているとしている。


(単位:セント/ポンド)

NY砂糖市場の動き


【世界の需給関係情報】

1.USDA
  USDA(米国農務省)は、同国の08/09年度の砂糖生産量を、てん菜が376万トンから363万トンへ、さとうきびが325万トンから313万トンへ、合計で701万トンから676万トンへ、3年ぶりに700万トンを割る下方修正をした。これは、てん菜の転作とさとうきびのハリケーン被害によるものである。
  また、これにより輸入量は、214万トンから222万トンへ8万トンの上方修正をした。

2.F.O.リヒト
  F.O.リヒトは、08/09年度の世界砂糖生産量が1億6,090万トンへと、前年度の1億6,960万トンから870万トン減少するとの見通しを示した。同社は、今回の生産減少見通しの理由として、インドとEUでの大幅な生産減少をあげている。

3.キングスマン社
  スイスの砂糖商社のキングスマン社は、08/09年度の世界砂糖需給について、約470万トンの供給不足になるとの見通しを示した。今回の修正は、キューバ、米国ルイジアナ州およびテキサス州のハリケーンによるさとうきびの被害を理由としている。


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