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海外市場の動き[2009年1月]

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最終更新日:2010年3月6日




[2009年1月]


【NY市場の動き】

1.NY現物相場

〜おおむね軟調に推移〜
  11月のNY市場の砂糖現物相場は、12セント台〜13セント台の小口の商いによる一進一退の軟調な値動きで推移した。月平均値は先月よりわずかに下降し、0.12セント安の12.87セントとなった。

 前月24日の安値11.77セントからの戻り歩調の中、1日に13.05セントでスタートした相場は、これから新たなレンジの構築などに移行するのかとの投資筋の期待に反し、世界的な景気後退観測の高まりに歯止めがかからず、月半ばに12セント台に値を下げた以後も、一部投資筋の小口の売りが続けばショートカバーが入るという薄商いで月末まで終始した。

 実需筋によると、(1)アジア諸国の砂糖消費減少懸念、(2)ブラジルの増産(300万トン増)、(3)世界的な供給過剰(520万トン余剰)などが、下げに拍車をかけたとしている。また、市場では今回の砂糖相場低落はとうもろこしなどの他商品の安値に連動したものなので、ファンダメンタルズを反映した上値への展開はもう少し先になるとの見方が広がっている。

 
2.NY定期相場

〜11〜12セント台の値動き〜
  11月のNY市場の砂糖定期相場(3月限)は、11セント台〜12セント台の狭いレンジの中で低調な値動きを示した。月平均値は先月より0.13セント上昇し11.83セントとなった。

 3日に12.18セントでスタートした定期取引(3月限)は、各調査機関が発表する今後の世界砂糖市場の供給不足予想も新規好材料とまではならず、ドル安、株価および原油価格下落に代表される外部環境主導の相場展開が続き、11日以降は11セント台での小幅な値動きとなった。市場関係者らは、NY市場の砂糖定期相場3月限は納会する2月末まで値が乱高下する相場習性があるため、突然何かのきっかけで反発することも少なくないだけに、その動向を注視している。


(単位:セント/ポンド)

NY砂糖市場の動き


【世界の需給関係情報】

1.ISO

 ISO(国際砂糖機関)は、08/09年度の世界砂糖市場の生産不足量を360万トンとし、前回予想の390万トンから30万トン引き下げたが、市場に関する統計上の見通しは、なおも国際相場にとって建設的かつ支えとなる内容だと指摘した。さらに翌09/10年度については、450万トン〜500万トン程度に生産不足量は拡大すると予想した。

2.F. O. リヒト

 F. O. リヒトは、08/09年度の世界砂糖需給見通しについて、生産量は対前年度7%減の1億6,120万トン、消費量は2%増の1億6,170万トンとし、50万トンの供給不足との見方を示した。ただし、世界在庫は過去2年の豊作により積み上がっており、本年の供給不足はその一角を崩す程度であるため、今後の砂糖価格について過度に楽観的な見方はできないと指摘した。


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