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海外市場の動き[2009年5月]

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最終更新日:2010年3月6日




[2009年5月]


【NY市場の動き】

1.NY現物相場

〜13〜14セント台の値動き〜
 3月のNY市場の砂糖現物相場は、13セント台後半〜14セント台半ばを行き来する値動きで推移した。月平均値は先月より小幅に下落し、0.07セント安の13.83セントとなった。

 2日に13.67セントでスタートした相場は、4日には株式、原油相場の堅調傾向を眺めて買い戻しが入り、14.15セントの値をつけたが、翌日から、総じて原油、ドルおよび株式相場の軟調な動向に影響され、13セント台後半で推移した。

 18日以降はインドや中国など世界的な砂糖輸入増加の報を受けたファンド筋の買いに上昇し、20日には月間最高値である14.51セントを記録した。その後は、ドル高の影響を受け、24日には再び13セント台後半に下落するなど軟調に推移して、取引を終了した。

2.NY定期相場

〜おおむね軟調に推移〜
 3月のNY市場の砂糖定期相場(5月限)は、12セント台後半〜13セント台の値動きで推移した。月平均値は先月より小幅に下落し、0.08セント安の12.93セントとなった。

 ニューヨークダウの急激な下落と世界的な景気後退への懸念から、2日に先月より0.98セント安の12.75セントでスタートした相場は、その後も原油、ドルおよび株式相場の軟調な動向に影響され月半ばにかけては12セント台後半を維持し続け、軟調に推移した。

 その後は、インドなどの輸入の報を受けたファンド筋の買いに上昇基調に転じ、19日には月間最高値である13.62セントを記録したが、下旬になると一転してドル高、株価下落、原油安が重なり、30日には月間最安値の12.48セントを記録するなど、軟調に推移して取引を終了した。


(単位:セント/ポンド)

NY砂糖市場の動き


【世界の需給関係情報】

1.F.O.リヒト

 F.O.リヒトは3月20日、08/09年度の世界砂糖需給見通しについて、440万トンの供給不足になると予想し、従来予想の200万トンの供給不足を下方修正した。同社は、供給不足の背景として、08/09年度のインドの砂糖生産が予想以上に減少する見込みであるとしている。

2.ザーニコフ社

 イギリスの砂糖商社ザーニコフ社は3月30日付けの月報で、過去6カ月のブラジルの砂糖業界の財務状況が著しく悪化しており、10/11年度の砂糖生産量は減少する可能性があると指摘した。

 同報告によると、近年ブラジル国内の製糖工場は国内外のエタノール需要が高かったため、規模拡大を行ったが、①鉄鋼や建設資材の高騰により、初期建設コストが上昇②08年末には砂糖やエタノールからの収入が減少③世界的な信用不安により、製糖工場はリスクの再検討を余儀なくされた―などにより、財務状況が悪化したとしている。すでに、一部の銀行は製糖工場に対し、融資の返済を要請し、進退窮まった製糖工場の5カ所が、法的な財政再建措置を宣言したと報じている。また、この危機を乗り越える対策として、製糖工場では製糖能力を最大にしながら操業資金を切り詰め、収益の増加に努めるしかないとの見方を示している。生産量がピークを迎える2009年半ばには、製糖工場間の競争により、砂糖先物に対する現物のディスカウントが拡大する公算が大きいとしている。


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