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海外市場の動き[2009年7月]

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最終更新日:2010年3月6日




[2009年7月]


【NY市場の動き】

1.NY現物相場

〜16セントから17セント台を推移〜

 5月のNY市場の砂糖現物相場は、ポンド当たり16セント台後半の値動きで推移した。月平均値は前月より大幅に上昇し、2.33セント高の16.76セントとなった。
 1日に16.30セントでスタートした相場は、国内の需給ギャップを背景としてインドが大量の砂糖輸入を行うとの見方が相場を押し上げ、上昇基調となって推移し、12日には2006年7月以来の高値である17.00セントの値をつけた。
 中旬以降は、利食い売りをこなしながら16セント台後半の一進一退の値動きで推移したが、ドル相場と商品相場の軟調を背景に、ファンド筋が相場を押し上げ、26日には月間最高値である17.29セントを記録した。その後、利食い売りなどにより続落し、再度16セント台後半に水準を下げ、5月の取引を終了した。

2.NY定期相場

〜おおむね軟調に推移〜

 5月のNY市場の砂糖定期相場(7月限)は、15セント台前半〜15セント台後半の値動きで推移した。月平均値は前月より大幅に上昇し、2.35セント高の15.47セントとなった。
 1日に15.05セントでスタートした相場は、インドが大幅な減産により砂糖の輸入国に転じるとの見方や、ロシアや中国による買付けの報に支えられ、上昇基調に推移した。15日には一転して高値警戒感による利食い売りなどにより、月間最安値の14.95セントに急落した。
 下旬になるとドル相場と商品相場の軟調による嫌気感から、ファンド筋が砂糖に買いを入れたと見られ、26日には月間最高値である15.94セントを記録した。その後、他の商品相場全般が上伸基調に転じたことや利食い売りなどにより、3営業日連続して続落するなど軟調に推移して、5月の取引を終了した。

(単位:セント/ポンド)

NY砂糖市場の動き


【世界の需給関係情報】

1.ISO

 ISO(国際砂糖機関)は5月15日、09/10年度の世界砂糖需給見通しについて、450万〜500万トンの供給不足となるとの見通しを示した。
 世界最大の生産・輸出国であるブラジルで約300万トン減産の可能性があるものの、インドをはじめとするアジアで増産が見込まれていることから、不足幅は縮小するとの見通しである。
 また、10/11年度については、インドでの生産回復を受け、需給は均衡するとの見通しを示した。なお、08/09年度においては、同国のさとうきびの不作が世界の供給不足につながると予想している。


2.キングスマン社

 スイスの砂糖商社キングスマン社は5月12日、ブラジルで急激な供給不足が生じた場合、砂糖価格がさらに急上昇する可能性があるとの見方を示した。その理由として、ブラジルの製糖工場は資金難に見舞われており、供給も逼迫(ひっぱく)傾向になるかもしれないと指摘し、その上で、国内産の不作によるインドからの旺盛な需要を受け、世界の砂糖市場は供給不足となり、今年の粗糖価格は大きく上昇することになるとの見通しを示した。
 さらに、輸出国から純輸入国に転じたインドの来シーズンの砂糖生産量は、価格高騰の影響を受け、500万〜600万トン増加すると予想している。

3.ザーニコフ社

 イギリスの砂糖商社ザーニコフ社は6月1日、09/10年度の世界砂糖需給見通しについて、600万トンの生産不足になるとの見通しを示した。
 また、08/09年度については、記録的な砂糖生産の減少を受け、生産不足予想を1560万トンと、大幅に上方修正を行った。
なお、世界の砂糖消費量については、前年比200万トン増の1億6510万トンと予想している。




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