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海外市場の動き[2009年11月]

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最終更新日:2010年3月6日




[2009年11月]


【NY市場の動き】

1.NY現物相場

〜21セント台後半から24セント台後半を推移〜

 9月のNY市場の砂糖現物相場は、21セント台後半〜24セント台後半の広いレンジの中の値動きで推移した。月平均値は6カ月連続で上昇し、先月の0.70セント高となる23.11セントの高値となった。

 1日に24.69セントでスタートした相場は、インド政府が10月1日付けで国内の製糖業者に生産量の10%を市場より安い水準の価格で低所得者に販売するよう義務付けている制度(公共流通制度:PDS)においての当該販売比率を10%から20%に引き上げることを要請したとの報を背景に、投資家が買い渋ったため相場が軟調に推移し、8日には21.73セントまで下落した。その後一転してインド国内の堅調な需要などに支えられ、22セント台前半〜23セント台前半の狭いレンジの値動きで推移した。

 下旬になると、インドやメキシコなどの実需が堅調となる見通しに加え、主要生産国であるブラジルの大雨に伴う収穫の遅れによる生産不安などを背景に、投資家やファンド筋の買いによって堅調に推移し、30日には月間最高値である24.85セントを記録した。

2.NY定期相場

〜20セント台後半から24セント台前半を推移〜

 9月のNY市場の砂糖定期相場(10月限)は、20セント台後半〜24セント台前半の広いレンジの中の値動きで推移した。月平均値は6カ月連続で上昇し、先月の0.53セント高となる22.25セントの高値となった。

 1日に、24.24セントの高値でスタートした相場は、インド政府が10月1日付けで低所得者向け砂糖販売比率を引き上げることを要請したとの報を背景に、投資家が買いを渋ったため相場が下がり、さらに大量の利食い売りが誘われるなど軟調に推移し、8日には20.87セントまで下落した。その後一転してインド国内の堅調な需要に支えられ、21セント台後半〜22セント台後半の狭いレンジの値動きで推移した。

 下旬になると、インド国内の堅調な需要やさとうきびの収穫減少によるメキシコの輸入拡大などの観測に加え、ブラジルの大雨に伴う収穫の遅れによる生産不安などを背景に、投資家やファンド筋の買いによって堅調に推移し、30日には前日比0.66セント高の24.12セントで納会を終えた。

 

(単位:セント/ポンド)

NY砂糖市場の動き

(参考)ニューヨーク砂糖現物価格の年別推移


【世界の需給関係情報】

1.キングスマン社

 スイスの砂糖商社キングスマン社は9月25日、09/10年度の世界砂糖需給見通しを発表し、供給不足数量を従来予想の510万トンから830万トンに引き上げた。その要因として、主に西アジアの降雨不足とブラジルの豪雨による砂糖生産の減少の見通しが響いているとしている。

 また、同社は同年度における世界の砂糖生産量の見通しを従来予想の1億6041万トンから1億5515万トンに、同消費量の見通しについても従来予想の1億6552万トンから1億6347万トンに、それぞれ下方修正した。

2.FCストーン社

 アメリカの米穀物調査会社FCストーン社は10月2日、09/10年度のブラジル中南部の砂糖生産について、従来予想の3220万トンから3030万トンに下方修正した。ただし、この下方修正した予想についても、さとうきび圧搾量が5億5400万トンに達することと、年度末まで良好な天候が続くことの条件付きである。

 一方で、降雨のため製糖工場が操業期間中に稼働を停止した日数分を差し引くと、さとうきび圧搾量が5億3000万トンにとどまるという公算もあり、この場合の砂糖生産は2940万トンまで落ち込む可能性があるとの見通しも示している。


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