砂糖の流通調査結果（平成18年4月〜9月）

　　 平成18年4月〜9月の砂糖および液糖の販売量は、砂糖が約79万トンであり、前年同期と比べると約6万2千トン（7.3％）の減少となった。また、液糖は約13万6千トンで、前年同期と比べると約1万5千トン（10.2％）の減少となった。
　　 砂糖のうち精糖は約61万6千トンで、前年同期と比べると約5万9千トン（8.7％）減少している。糖種別に前年同期と比べてみると、上白糖は約3万8千トン（11.3％）減、グラニュー糖は約1万トン（4.3％）減、その他の糖は約1万1千トン（11.1％）の減少となった。また、ビート糖は約17万7千トンで、前年同期と比べると約4千トン（2.0％）減少となった。

　 用途別販売率
1）砂糖
　　 前年同期と比べると、菓子類向け、調味料向けがそれぞれ0.7P、0.6Pずつ増加し、スーパー向け、清涼飲料水向け、その他向けがそれぞれ0.6P、0.5P、0.5Pずつ減少した。
2）液糖
　　 前年同期と比べると、パン類向け、乳製品向けがそれぞれ3.0P、2.6Pずつ増加し、調味料向けが5.8P減少した。
3）異性化糖
　　 前年同期と比べると、調味料向け、菓子類向けがそれぞれ3.5P、1.9Pずつ増加し、清涼飲料向け、漬物・佃煮・水産練製品向けがそれぞれ2.9P、1.4Pずつ減少した。
4）ソルビトール調製品
　　 前年同期と比べると、二次卸店向け、パン類向けがそれぞれ6.0P、2.2Pずつ増加し、その他向け、菓子類向けがそれぞれ3.8P、3.2Pずつ減少した。
5）その他の加糖調製品
　　 前年同期と比べると、パン類向け、乳製品向け、ビン詰め・缶詰・ジャム等向けがそれぞれ14.0P、5.3P、3.7Pずつ増加し、二次卸店向け、菓子類向けがそれぞれ14.7P、6.7Pずつ減少した。