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国内市場の動き[2002年4月]

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最終更新日:2010年3月6日

砂糖類ホームページ/国内情報


砂糖類をめぐる国内の動き
[2002年4月]

[市場の荷動き]  [市場価格の動向]  [その他]

【市場の荷動き】

1. 2月の砂糖の荷動きは、業務用大袋、家庭用小袋とも前年実績を上回った模様である。これは、一部精製糖メーカーが2月8日に値上げを表明し、これに連動して市中相場も上昇すると予想されたことから、一部で仮需が発生したたこと、家庭用小袋の動きが久々に活発であったことによる。この動きが3月の行楽シーズンを迎えるに当たり家庭用小袋の減少傾向に歯止めとなったのか今後の動きが注目される。
2. 2月の異性化糖の出荷数量 (標準異性化糖換算) は、対前年同月比4.5%増の51,336トンとなった。これで3カ月連続の増加となったが、引き続き高果糖もの (果糖含有率50%以上) が好調に推移し同比7.0% (2,570トン) 増の39,107トンとなり全体の伸びにつながった。

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【市場価格の動向】

1. 砂糖の日経相場 (東京) 上白大袋の価格は、2月25日に2円/kg上昇し122円/kgとなった。これは一部精製糖メーカーが急激な円安に伴う輸入コストの上昇を理由に、2月8日工場出荷分から工場出値を全銘柄大小袋ともに2円/kg値上げしたことに連動して市中相場も上昇したものである。なお、大阪地区は2月22日に、名古屋、関門地区は25日にそれぞれ相場が上昇し、これで全地区2円/kgの値上げが浸透したことになった。
2. 異性化糖の大口需要家向け (東京・タンクローリーもの) 価格は、2月上旬に1円/kg下がり70〜72円/kg (果糖分55%物、中心値) となって以来、同水準で推移している。

日経市中相場の推移(東京・上白大袋・月平均)
日経市中相場の推移グラフ

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【その他】

 表は日本貿易統計によるとうもろこし (コーンスターチ用) の原産地別輸入実績である。
 日本では平成12年10月、未承認の遺伝子組み換え品種 「スターリンク」 の混入問題が発生し、アメリカからの輸入が激減している状況にある。異性化糖メーカー各社は、原料調達先をスターリンク混入の恐れがない中国などアメリカ以外の産地へ切り替えを進めたが、アメリカが昨年からスターリンクの作付けを禁止し、市場からスターリンクが事実上姿を消した。今、消費者が食の安全に神経質になっているなか、アメリカからの輸入が順調に増加するか注目されるところである。

とうもろこし (コーンスターチ用) の原産地別輸入実績
(統計品目番号 1005. 90-091)
国  名 1999年 2000年 2001年 2002年1月
数量
(トン)
割合
(%)
数量
(トン)
割合
(%)
数量
(トン)
割合
(%)
数量
(トン)
割合
(%)
アメリカ 3,656,383 100.0 3,364,396 95.6 1,971,042 61.2 100,015 44.4
中国 38,819 1.1 210,289 6.5 5,222 2.3
南アフリカ 117,667 3.3 531,217 16.5 35,469 15.7
ブラジル 328,105 10.2 52,368 23.2
アルゼンチン 180,136 5.6 32,517 14.4
合計 3,656,383 100.0 3,520,882 100.0 3,220,789 100.0 225,591 100.0

(参考)
スターリンク:仏アベンティス社が開発した害虫に強い遺伝子組み換えトウモロコシ。人間が摂取するとアレルギーを引き起こす可能性が指摘され、米国では飼料用に限って認可されたが、日本では食品、飼料用とも認められていない。


〔農産流通部〕
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