[本文へジャンプ]

文字サイズ
  • 標準
  • 大きく
お問い合わせ
alic 独立行政法人農畜産業振興機構
砂糖 砂糖分野の各種業務の情報、情報誌「砂糖類情報」の記事、統計資料など

ホーム > 砂糖 > 砂糖・異性化糖の国内需給 > 国内市場の動き[2002年10月]

国内市場の動き[2002年10月]

印刷ページ

最終更新日:2010年3月6日

砂糖類ホームページ/国内情報


砂糖類をめぐる国内の動き
[2002年10月]

[市場の動き]  [市場価格の動向]  [その他]

【市場の動き】

1.気象庁が9月2日に発表した6〜8月の気候統計によると、大阪では最高気温が30度以上の真夏日が3ヵ月間の合計で70日となり、過去最高だった1994年とタイ記録となったほか、東京でも53日と平年より15日、昨年より4日多く、過去10年間で2番目に多い夏となった。
 8月の砂糖の荷動きは、猛暑が続き消費者の嗜好がより茶系飲料などに向いたためか、清涼飲料向けの業務用大袋や液糖が期待されたほど動かず、前年を下回ることとなった。一方、小袋は旧盆需要や外食費節約による家庭内での食事の機会が増えたためか、前月に続き前年をわずかながら上回ったが、砂糖全体としては、前年を下回った模様である。

2.異性化糖の8月の出荷数量(標準異性化糖換算)は、対前年比2.1%減の70,365トンとなった。規格別内訳では、果糖含有率50〜60%ものが同比4.7%減の46,845トンとなったものの、引き続き果糖含有率60%以上ものは同比20.5%増の8,122トンと大幅に増加し全体の落ち込みをカバーする結果となった。

ページのトップへ

【市場価格の動向】

1.砂糖の日経相場(東京)上白大袋の価格は、6月24日にkg当たり1円下落し120円/kgとなって以来、同水準で推移している。

2.異性化糖の大口需要家向け(東京・タンクローリーもの)価格は、2月上旬にkg当たり1円下落し70〜72円/kg(果糖分55%物、中心値)となって以来、同水準で推移している。

日経市中相場の推移(東京・上白大袋・月平均)
日経市中相場の推移グラフ

ページのトップへ

【その他】

○量販店における砂糖の特売状況について
 8月はお盆を控え、年末年始と並び特売が多い月である。表は農林水産省総合食料局物価対策室が毎月調査している量販店の砂糖特売実施状況である。8月の特売は1,287調査店中465店で実施され、実施率は前月より1.8ポイント増の36.1%となった。その内訳は20%以下の値引きが12.9%、21〜30%が8.0%、31〜50%が11.5%となっているが、特に51%以上の値引き実施率は今年最高の3.7%となり前月より0.4ポイント増加している。

量販店の砂糖特売実施状況
  14年1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月
調査店数 (店) 1,250 1,227 1,226 1,293 1,283 1,291 1,287 1,287
実施店数 (店) 503 463 492 461 464 454 441 465
実施率 (%) 40.2 37.7 40.1 35.7 36.2 35.2 34.3 36.1
20%引以下 (%) 18.9 17.3 19.2 14.2 15.5 15.1 14.5 12.9
21〜30%引 (%) 9.0 7.8 8.6 7.7 8.0 8.0 7.8 8.0
31〜50%引 (%) 8.9 9.4 9.3 11.6 10.2 9.2 8.7 11.5
51%引以上 (%) 3.4 3.2 3.0 2.2 2.5 2.9 3.3 3.7
特売なし (%) 59.8 62.3 59.9 64.3 63.8 64.8 65.7 63.9

○2002年産米国のトウモロコシ需給見通しについて
 異性化糖の原料となる米国のトウモロコシが大減産になると見込まれている。
  表は米農務省が8月12日に発表した今穀物年度(2002年9月〜2003年8月)のトウモロコシ需給見通しである。生産量は88億8,600万bus(1bus=約25.4kg)と過去5年間の92〜99億busを大幅に下回った。原因は春の作付時期に米国東部が長雨に見舞われ、主産地の作付が大幅に遅れたことと、さらに7月から8月にかけて穀倉地帯全般が高温干ばつに襲われ、1エーカー当たり125.2busと前年実績138.2busを大きく下回るためである。この結果、期末在庫は7.9%に急落することとなり、長期間低迷しているシカゴのトウモロコシ相場に今後どのような影響を与えるか注目される。

トウモロコシ需給見通し
(単位:面積・百万エーカー、単収・bus/エーカー、需給・百万bus)
穀物年度 1997 1998 1999 2000 2001 2002
作付面積 79.5 80.2 77.4 79.6 75.8 78.9
収穫面積 72.7 72.6 70.5 72.4 68.8 72.1
収穫率 (%) 91.4 90.5 91.1 91.1 90.8 90.0
単 収 126.7 134.4 133.8 136.9 138.2 125.2

期初在庫 883.0 1,308.0 1,787.0 1,718.0 1,899.0 1,636.0
生産 9,207.0 9,759.0 9,431.0 9,915.0 9,507.0 8,886.0
供給計 10,099.0 11,085.0 11,232.0 11,639.0 11,416.0 10,537.0

飼料 5,505.0 5,472.0 5,664.0 5,838.0 5,825.0 5,600.0
食糧・種子 1,782.0 1,846.0 1,913.0 1,967.0 2,055.0 2,170.0
輸出 1,504.0 1,981.0 1,937.0 1,935.0 1,900.0 2,000.0
需要計 8,791.0 9,298.0 9,515.0 9,740.0 9,780.0 9,770.0
期末在庫 1,308.0 1,787.0 1,718.0 1,899.0 1,636.0 767.0
在庫率 (%) 14.9 19.2 18.1 19.5 16.7 7.9
注) 1エーカーは約0.4ha
〔農産流通部〕
ページのトップへ


BACK ISSUES




このページのトップへ

Copyright 2016 Agriculture & Livestock Industries Corporation All rights Reserved.