[本文へジャンプ]

文字サイズ
  • 標準
  • 大きく
お問い合わせ
alic 独立行政法人農畜産業振興機構
砂糖 砂糖分野の各種業務の情報、情報誌「砂糖類情報」の記事、統計資料など

ホーム > 砂糖 > 砂糖・異性化糖の国内需給 > 国内市場の動き[2002年12月]

国内市場の動き[2002年12月]

印刷ページ

最終更新日:2010年3月6日

砂糖類ホームページ/国内情報


砂糖類をめぐる国内の動き
[2002年12月]

[市場の動き]  [市場価格の動向]  [その他]

【市場の動き】

1.10月の砂糖の荷動きは、国内糖価が輸入コストの指標となるニューヨーク粗糖現物価格の上昇等により、10月8日に2円/kg値上げされたため、初旬に業務用の大袋に駆込み的な需要が発生し、また、家庭用の小袋も不況を背景に外食費等の支出を抑え、家庭内での食事をする機会が増えていることから好調な動きとなり、全体として前年を上回ることとなった。

2.異性化糖の10月の出荷数量(標準異性化糖換算)は、高果糖(果糖含有率が50%以上)ものが、対前年比26.7%増の44,906トンと大幅に増加したため、全体として同比19.4%増の58,257トンとなった。この大きな伸びは、今月は並年を若干上回る実績であったものの前年10月の出荷量が甘味料を含んだ清涼飲料の販売不振から、大口需要先である飲料メーカー向けが過去5年間で最低の48,810トンに過ぎなかったためと見られている。
ページのトップへ

【市場価格の動向】

1.砂糖の日経相場(東京)上白大袋の価格は、10月8日、kg当り2円上昇し122円/kgとなったが、引き続き輸入コストの指標となるニューヨーク粗糖現物価格の上昇と為替相場が円安傾向にあるため、11月に入り一部精糖メーカーは工場出荷価格の再値上げに踏み切った。しかし、市場を取り巻く環境は、不況による消費不振及びデフレ経済のもと厳しい状況が続き、ユーザーからの反発もあったことから日経相場は11月15日にやっとkg当り2円上昇し、124円/kgとなった。

2.異性化糖の大口需要家向け(東京・タンクローリーもの)価格は、2月上旬にkg当り1円下落し70〜72円/kg(果糖分55%もの、中心値)となって以来、同水準で推移しているが、異性化糖メーカー各社は11月出荷分からkg当り2円の値上げを表明した。これは、異性化糖の主原料であるトウモロコシの主産地米国の大減産が見込まれることにより、シカゴのトウモロコシ相場が上昇していること、為替相場が7月以降円安傾向となっていることを反映し原料調達コストが上場したためである。なお、異性化糖の値上げ表明は4月出荷分以来であるが、前回は大口需要家である飲料メーカーが異性化糖の調達に入札を導入したことが、値上げの抑制材料となり価格交渉は不調に終わり現在に至っている。今回の値上げ表明にも飲料メーカーは一斉に反発しており、価格交渉は難航が予想されている。
ページのトップへ

【その他】

○外食産業の売上高について
 砂糖の小袋(家庭用)の荷動きが好調に推移しているが、その要因の一つとして外食等の機会が減り、逆に家庭内での食事の回数が増えていることが考えられる。 表は專本フードサービス協会が発表した「外食産業市場動向調査」における既存店売上高の対前年比推移である。9月の客単価は100.1%とほぼ前年並みであったが、利用客数が93.9%と減少したため、全体の売上高は前年比6.0%減の94.0%となっている。この表から見て取れることは、売上がここ1年以上も前年割れが続いているということである。この影響が砂糖の家庭内消費の増加、すなわち小袋の荷動き好調維持につながっていると考えられている。
既存店の売上高の推移(対前年比) (単位:%)
年月 ファースト
フード
ファミリー
レストラン
パブレストラン
/居酒屋
ディナー
レストラン
喫  茶 全  体 備 考
13年9月 99.8 99.0 94.5 97.4 97.9 98.8  
10月 92.8 94.4 98.5 88.0 97.6 93.9  
11月 94.7 96.5 96.6 92.0 98.8 95.6  
12月 96.0 96.3 94.6 93.2 99.9 95.9  
14年1月 96.6 97.5 94.3 92.6 100.1 95.6  
2月 96.2 92.8 92.9 91.2 99.1 94.1  
3月 97.7 97.3 94.5 96.5 101.5 97.2  
4月 91.4 94.2 92.9 91.9 97.0 92.9  
5月 99.8 95.3 91.6 93.7 98.0 96.5  
6月 97.9 92.0 84.3 91.9 94.7 93.9  
7月 90.2 88.5 88.6 87.4 94.5 89.2  
8月 91.5 97.4 92.3 95.8 99.8 94.6  
9月 94.0 94.1 92.0 95.6 98.3 94.0  
(社) 日本フードサービス協会「外食産業市場動向調査」より
〔農産流通部〕
ページのトップへ

BACK ISSUES




このページのトップへ

Copyright 2016 Agriculture & Livestock Industries Corporation All rights Reserved.