[本文へジャンプ]

文字サイズ
  • 標準
  • 大きく
お問い合わせ
alic 独立行政法人農畜産業振興機構
砂糖 砂糖分野の各種業務の情報、情報誌「砂糖類情報」の記事、統計資料など

ホーム > 砂糖 > 砂糖・異性化糖の国内需給 > 国内市場の動き[1999年12月]

国内市場の動き[1999年12月]

印刷ページ

最終更新日:2010年3月6日

砂糖類ホームページ/国内情報


砂糖類をめぐる国内の動き
[1999年12月]

[市場の荷動き]  [市場価格]

【市場の荷動き】

1.10月の砂糖の荷動きは、上旬までは飲料向けの荷動きがあったが、その後は、他にこれといった目立った需要もなく、荷動きは総じてさえない動きとなった。
 11月下旬から12月にかけては年末の最需要期で他の月よりも砂糖が動くシーズンとなるので、期待されるところである。

2.異性化糖の10月の移出数量(標準異性化糖換算)は対前年同月比5.2%増の57,179トンとなった。中でも清涼飲料向け中心の果糖含有率60%以上物が2カ月連続して同30%以上の伸びを示し、10月は同34.6%増の4,809トンと大幅に増加した。これは、異性化糖企業が60%以上物の販売に力を入れているためとも言われている。

3.表は9月の果糖の通関統計である。果糖の輸入は7月まで好調であったが、輸入が先行していたこともあり、8、9月と2カ月連続して大幅減となり、9月の輸入量は対前年同月比39.1%減の2,283トンとなった。しかし、累計では対前年同期比61.6%増の43,976トンと引き続き前年同期実績を大幅に上回っている状況にある。
 果糖は機能性・果汁系ニア・ウォーターの甘味料として使用されることが多いが、流通関係者の一部では「久々のヒット商品となったニア・ウォーターもそろそろ陰りが見られる。」との声もあり、これまでの輸入急増傾向が一転して大幅な減少に転じたことから、ニア・ウォーター等需要の動きと関連して、今後の輸入動向が注目される。

表:果糖の輸入通関実績
原産国 平成11年9月分 累計(1〜9月分)
数量(kg) 金額(千円) CIF(円/kg) 数量(kg) 金額(千円)
イスラエル 6,000691
フィンランド 5,115,040615,794
アメリカ 2,283,050238,055104.2738,854,6124,031,804
合計 2,283,050238,055104.2743,975,6524,648,289
前年計 3,746,500384,584102.6527,213,7982,830,941
対前年比(%) 60.961.9101.6161.6164.2
ページのトップへ

【市場価格】

1.砂糖の日経相場(東京)上白大袋の価格は荷動きが総じてさえないこともあり、5月11日に133円/kgになって以来、同水準で推移している。

2.異性化糖の大口需要家向け(東京・タンクローリー物)価格も8月27日に75〜77円/kg(果糖分55%物、中心値)になって以来、同水準で推移している。

3.米国中西部の穀物の収穫作業が大詰めを迎えている中、シカゴ穀物市場のトウモロコシ相場が、「豊作と需要減による需給ギャップで当面は相場安が続く」という見方が広がっている。
 トウモロコシは今年7月中旬、米国の豊作予想で約12年ぶりに1ブッシェル(約25.4kg)当たり1.785ドルに大きく値を崩した後、一旦は熱波により回復の兆しをみせたものの、米国農務省が発表した主要穀物の需給見通し(10月1日現在)で生産量が史上4番目の2億4,050万トン、来年8月末の期末在庫率が21.15%の高水準になると見込まれたことから、11月10日の先物価格(期近)も、1.953ドルと低迷状態が続いている。異性化糖の原料であるトウモロコシ相場が長期間低迷し、さらに当面は相場安が続くという見方もあることから、これから不需要期を迎える異性化糖の出荷価格にどのような影響を及ぼすか気になるところである。

シカゴトウモロコシ相場の推移(期近・月平均)
シカゴトウモロコシ相場の推移グラフ

(農産流通部)

ページのトップへ


BACK ISSUES




このページのトップへ

Copyright 2016 Agriculture & Livestock Industries Corporation All rights Reserved.