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八重山地域におけるさとうきび生産の現状と課題情 (1)

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最終更新日:2010年3月6日

砂糖類ホームページ/国内情報

今月の視点
[2003年1月]

【―西表島―】
 近年の沖縄県におけるさとうきび生産は、平成元/2年期を頂点に、その後は減産の一途をたどっています。しかし、八重山地域についてみると、その生産はここ5,6年横ばいかまたは、増産の傾向にあります。最近のさとうきび生産について、元気の出てきている八重山地域での現状と課題について取り組みを順次紹介します。
今回はさとうきび生産では最も歴史の新しい西表島を紹介します。

国際農業研究センター 沖縄支所 国際共同研究科長
勝田 義満


1 さとうきび生産の経緯
2 現在のさとうきび栽培
3 さとうきび栽培品種の変遷と品種構成
  1) 主な栽培品種  2) 栽培品種の変遷  3) さとうきび栽培における品種構成
4 西表島におけるさとうきび生産の各種取り組みと課題
  1) 各地域における取り組み  2) 生産組織  3) 収穫機械化の遅れ


1 さとうきび生産の経緯

 西表島では、1892年(明治25年)頃からさとうきびが栽培され、砂糖の製造も行われていた。この島で本格的なさとうきび栽培が行われるようになったのは1950(昭和25)年代以降で、豊原、大原、古見、上原、住吉の開拓地区からである。当時は、各地区に小型の製糖工場があったが、1960(昭和35)年に中型工場として西表製糖株式会社が設立され、翌年1月から操業を開始した。当初は4,000tほどのさとうきび処理量であった。その後、昭和39/40年期には13,058tの処理量で最高となり、この記録は現在でも破られていない。しかし、昭和46/47年期には大干ばつ、台風被害のダブルパンチを受け、1,335tの過去最低の処理量で、危機状態となり工場は閉鎖を余儀なくされた。一時期、与那国製糖株式会社や与那国農協による吸収合併や譲渡等が行われたが、昭和50年8月に売却後、西表糖業株式会社に社名変更し、現在に至っている。昭和50/51年期以降は安定的な処理を行い、昭和62/63年期には12,123tを処理した。ここ数年、10,000t前後のさとうきびを収穫処理し、横ばいの状況が続いている。今期(平成14/15期)は、収穫面積が35ha増えており、12,000t以上の収穫量が予想され、これまでの西表島記録(昭和39/40年期)をも凌ぐ収穫処理が期待されている。また、産糖量においても、高糖性品種の出現で、歩留が高まってきており過去最高になることがうかがえる。
西表糖業(株)の工場全景
西表糖業(株)の工場全景
ヤッサ島におけるさとうきび圃場
ヤッサ島におけるさとうきび圃場
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2 現在のさとうきび栽培

 八重山地域でみてみると、竹富町は収穫面積が全体の22.7%、収穫量が21.6%となっている。作型別の構成では全体的に夏植が80〜90%を占めており春植、株出は極端に少なくなっている。
 収穫面積および収穫量とも横ばいの状況にはあるが、生産農家の高齢化や担い手の不足により年々生産農家が減少しており、今後は農業後継者の育成、農作業の受委託システム、機械化一貫作業体型の確立、生産の集団化等の推進が急務と考えられる。
 また、品質取引に伴い、それに対応する品質、生産性の向上を図る上から栽培技術の確立、優良種苗の供給等の総合的な施策の展開と灌漑排水事業等の導入が求められている。
 西表島のさとうきび栽培面積は290haで作付け延べ面積の約4割を占め、収穫面積は140ha前後を維持している。栽培の作型別ではここ数年、夏植75%、春植10%、株出15%前後で推移しており、春植の面積は平成6/7年期の40aを境に年々増える傾向にある。また、それに相応して株出栽培の面積が平成7/8年期以降、今日まで徐々に伸びてきている(表1)。ただ、春植の単収は増加の傾向にあるが、株出は思ったより増える方向にないのが残念である。この問題を解決することが、さらに、生産量を確保する上での重要な課題になると思われる。
 平成11/12年期の低糖度は、台風、操業期の多雨、ワタアブラムシ等の害虫の多発が原因と考えられる。また、収穫期に気温が比較的高く推移し、連日の降雨あるいは曇天が続いたため、製糖開始直後をピークに徐々に糖度が低下したことも一因である。
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3 さとうきび栽培品種の変遷と品種構成

1) 主な栽培品種
 現在、西表島で栽培されている主な品種は、F177、NiF8、Ni9で、この3品種が全体の90%を占めている。3品種の主な特性として、次のようなことがあげられる。
(1) F177は、中大茎種で中熟品種である。1茎重が重く、病害にやや弱い。風折抵抗性が弱い。
(2) NiF8は、早期高糖性で高品質である。甘蔗糖度が春植、夏植、株出の3作型で高く、黒穂病をはじめ病害に強い。風折抵抗性が強い。
(3) Ni9は、多収・高糖性で高品質である。可製糖量が春植、夏植、株出の3作型で高い。黒穂病をはじめ他の病害に弱い。風折抵抗性が強い。
収穫間近の農林8号 (NiF8)
収穫間近の農林8号 (NiF8)
夏植新植と収穫を迎えた農林9号 (Ni9)
夏植新植 (左) と収穫を迎えた農林9号 (Ni9)
表1 西表島におけるさとうきび生産の推移
年期 夏植 春植 株出
面 積
( a )
単 収
(kg/10a)
生産量
( kg )
面 積
( a )
単 収
(kg/10a)
生産量
( kg )
面 積
( a )
単 収
(kg/10a)
生産量
( kg )
53 / 54 6,787 6,848 4,647,939 20 6,000 12,000 8,198 5,561 4,559,381
54 / 55 5,954 7,894 4,700,555 8,340 4,846 4,042,154
55 / 56 5,808 8,134 4,724,249 5,484 4,937 2,707,834
56 / 57 4,831 8,433 4,074,317 70 5,531 38,718 4,658 6,121 2,851,376
57 / 58 6,365 6,899 4,391,572 130 3,232 42,024 3,093 4,178 1,292,430
58 / 59 7,873 7,218 5,683,512 108 4,112 44,416 3,340 4,879 629,908
59 / 60 9,500 9,322 8,856,187 500 5,981 299,066 4,855 5,677 2,756,506
60 / 61 7,773 8,490 6,599,608 973 3,131 304,731 5,414 4,256 2,304,223
61 / 62 9,434 7,126 6,723,504 412 5,438 224,069 3,833 5,970 2,288,523
62 / 63 12,404 8,052 9,987,793 733 6,350 465,462 2,994 5,578 1,670,350
63 / 1 11,523 6,236 7,186,359 852 4,521 385,228 4,010 4,458 1,787,483
1 / 2 10,792 8,217 8,868,470 707 6,655 470,530 4,556 5,472 2,493,059
2 / 3 11,153 6,112 6,817,196 435 3,965 172,482 4,051 3,243 1,313,606
3 / 4 9,618 7,963 7,659,261 599 5,671 339,704 3,365 5,336 1,795,480
4 / 5 9,996 7,626 7,622,717 365 5,616 205,001 2,555 4,449 1,136,694
5 / 6 9,399 8,555 8,040,798 341 5,198 177,255 2,233 5,355 1,195,685
6 / 7 11,057 5,720 6,324,437 40 2,365 9,461 1,056 2,221 234,584
7 / 8 9,701 7,482 7,257,809 350 5,112 178,935 671 4,805 322,418
8 / 9 12,668 4,976 6,303,544 539 2,691 145,047 749 2,546 190,711
9 / 10 10,516 8,004 8,417,527 1,269 4,864 617,210 1,117 5,365 599,261
10 / 11 13,000 7,586 9,861,222 496 5,576 276,593 1,437 5,636 809,911
11 / 12 10,140 6,927 7,023,704 1,272 6,219 791,084 1,646 7,079 1,165,274
12 / 13 11,554 7,777 8,985,977 820 5,186 425,258 1,786 5,657 1,010,398
13 / 14 10,333 7,059 7,293,847 1,500 6,169 925,330 2,445 5,696 1,392,564
年期 合計 BX
甘蔗糖度
(%)
歩 留
(%)
農 家
戸 数
(戸)
一戸当り
生産量
( kg )
面 積
( a )
単 収
(kg/10a)
生産量
( kg )
53 / 54 15,005 6,144 9,219,320 18.45 14.53 107 86,161
54 / 55 14,294 6,116 8,742,709 17.50 14.02 111 78,763
55 / 56 11,292 6,580 7,432,085 18.96 14.69 101 73,585
56 / 57 9,559 7,285 6,964,411 18.63 14.17 87 80,050
57 / 58 9,588 5,972 5,726,026 17.22 13.42 91 62,923
58 / 59 11,321 6,465 7,319,044 17.32 14.38 101 72,465
59 / 60 14,855 8,018 11,911,759 17.57 13.79 119 100,098
60 / 61 14,160 6,503 9,208,562 16.17 13.85 121 76,103
61 / 62 13,679 6,752 9,236,096 18.07 14.39 122 75,705
62 / 63 16,131 7,515 12,123,605 18.16 14.12 129 93,487
63 / 1 15,305 6,115 9,359,070 20.18 15.15 120 77,853
1 / 2 16,055 7,369 11,832,051 18.50 14.51 116 101,507
2 / 3 15,639 5,309 8,303,284 19.09 14.86 114 72,669
3 / 4 13,582 7,211 9,794,445 18.15 14.05 112 86,858
4 / 5 12,916 6,941 8,964,412 20.58 14.26 98 91,133
5 / 6 11,973 7,862 9,413,738 19.46 13.75 93 100,246
6 / 7 12,153 5,405 6,568,482 14.06 13.74 99 66,348
7 / 8 10,722 7,237 7,759,162 15.26 15.08 93 83,432
8 / 9 13,956 4,757 6,639,302 14.57 14.39 98 67,748
9 / 10 12,902 7,467 9,633,998 15.08 15.12 97 99,320
10 / 11 14,933 7,331 10,947,726 14.34 14.34 101 108,393
11 / 12 13,058 6,877 8,980,062 13.92 13.98 84 106,906
12 / 13 14,160 7,360 10,421,633 15.31 15.17 84 124,067
13 / 14 14,278 6,732 9,611,741 15.95 15.81 86 111,764
BX欄は、平成6/7年期より甘蔗糖度
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2) 栽培品種の変遷
 平成6/7年期以降、西表島で栽培された品種の推移を見ると、10品種程度が栽培されているが、上述した3品種に絞られてきている。近年、最も多く栽培されたF177は、平成7/8年期の88%をピークに年々減少し、現在、35%程度に収まっている。NiF8は、平成7/8年期より栽培されており、現在まで増加し続け、40%弱の栽培面積を占めている。また、Ni9もNiF8と同時期より栽培され、平成12/13年期にピークをむかえ、その後は、漸減しているが、株出し能力が高いため、人気がある(表2)。
表2 西表島における品種別収穫面積の構成比(%)と推移
年期 Nco310 F161 F172 F177 NiF4 NiN7 NiF8 Ni9 Ni11 H 1 その他 収穫面積
(ha)
6 / 7
7 / 8
8 / 9
9 / 10
10 / 11
1.3
0.2
-
-
-
0.4
0.5
6.8
21.1
6.1
3.2
1.2
5.8
2.3
-
87.5
88.5
32.8
78.2
47.0
6.7
4.5
11.6
2.9
-
-
0.2
6.9
3.8
-
-
0.4
13.3
3.9
6.7
-
2.0
18.3
3.3
21.1
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
0.9
2.5
4.5
3.5
20.1
117
107
137
129
149
11 / 12
12 / 13
13 / 14
14 / 15
-
-
0.1
-
3.8
5.0
1.0
0.4
-
-
-
-
50.0
47.5
35.4
34.1
-
-
-
-
-
-
-
-
8.5
9.2
33.3
37.8
23.1
27.7
24.0
21.3
-
-
2.0
1.4
-
-
2.8
3.4
14.6
10.6
1.4
1.5
130
141
142
178
数値の単位は%、14/15年期は平成14年12月1日現在の見込み値である。

3) さとうきび栽培における品種構成
春植におけるF177の生育
春植におけるF177の生育(12月)
 さとうきびの品種構成の考え方は、1品種に偏らずに、数品種を収穫時期が3〜4ヶ月の長期にわたるために早生品種から中、晩生品種へとバトンタッチし、特性を生かした栽培、収穫を行うことが大切である。また、台風、干ばつ、病害虫抵抗性をもつ品種をバランス良く栽培し、被害回避に備える必要がある。
 西表島では上述したような品種の特性を生かし、NiF8、Ni9、F177を1/3ずつ組み合わせて理想的な品種構成を考えた栽培が行われている。このことにより、収穫期が3〜4ヶ月の長期にわたる場合でも、収穫初期にNiF8、中期にNi9、後期にF177を収穫適期に刈取れるような理想的品種構成が成り立っている。
 このようなことから、現在、早期高糖性品種を栽培している農家が多くなってきており、栽培農家の間でも年内操業開始を希望している人が多い。製糖工場側も理解を示しており、数年以内には12月操業が可能になることも考えられる。
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4 西表島におけるさとうきび生産の各種取り組みと課題

1) 各地域における取り組み
 西表島の地域別の生産量を平成13/14年期でみると、豊原、大原、大富の3地区で90%を占めており、西表島の東部にさとうきびの生産地帯が集中している(表3)。現在、豊原地区の土地改良(約5.6ha)が完了し、農家に活気がみられる。現在の平均単収は6.3tであるが、今後は単収7.5t以上を目標とし、発芽率を高めるため病害虫の防除等を強力に展開していく計画である。問題となっている赤土流出対策では、地力の増進と併せて耕地後の緑肥作物(クロタラリア)の植え付けなどを勧めているが、関心が低くあまり普及していないのが現状であり、今後農家とよく話し合うことが必要だと考えられる。
 美原地区では吹き下ろす冬の北風により葉身への被害が多発し、低糖度地帯となっている。高糖性品種の栽培が重要なポイントとなっている。
 大富地区では夏植が減少し、春植ー株出栽培へと変わっていく傾向がみられる。
 干ばつ地帯は大原、豊原地区に1割弱程度であるが畑地灌漑はほとんどない。西表島では、周辺地の離島が干ばつになれば豊作になると言われるように、畑地の背後には水を十分に保持した山々があり、水にはほとんど不自由していないのが、現状である。
表3 平成13/14年期における各地区のさとうきび生産量
地区 夏植 春植 株出
面 積
( a )
単 収
( kg )
生産量
( kg )
面 積
( a )
単 収
( kg )
生産量
( kg )
面 積
( a )
単 収
( kg )
生産量
( kg )
豊 原
大 原
大 富
古 見
美 原
西 部
2,963
3,072
2,653
660
120
125
6,850
7,416
7,178
5,964
6,876
5,893
2,029,549
2,745,587
1,904,338
393,603
82,511
73,665
250
550
630
20
-
50
5,378
6,371
6,454
7,428
-
3,811
134,443
350,404
406,572
14,855
-
19,056
698
746
701
-
30
270
4,758
6,122
6,852
-
5,146
4,000
332,081
456,690
480,351
-
15,438
108,004
PTA 110 5,872 64,594 - - - - - -
合 計 10,333 7,059 7,293,847 1,500 6,169 925,330 2,445 5,696 1,392,564
地区 合計 農 家
戸 数
(戸)
面 積
( a )
単 収
( kg )
生産量
( kg )
平均甘蔗糖度
(%)
豊 原
大 原
大 富
古 見
美 原
西 部
3,911
4,998
3,984
680
150
445
6,382
7,108
7,006
6,007
6,530
4,511
2,496,073
3,552,681
2,791,261
408,458
97,949
200,725
16.19
15.83
15.78
16.35
15.68
15.52
19
23
29
6
2
5
大原小PTA 30 5,236 15,707 15.67 2
大原中PTA 80 6,111 48,887
合 計 14,278 6,732 9,611,741 15.95 86
PTAとは、小中学校の家庭学習における栽培授業での収穫である。
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2) 生産組織
 農業生産法人としてサザンファームが平成8年に設立され、平成12/13年期には2期連続で生産量1千トンを超え、竹富町待望の1千トン農家の誕生を見た。この農業生産法人は3名の親子で組織され、生産法人になる以前の平成4/5年期は500t程度のさとうきび生産であったが、現在ではその2倍の実績をあげている(表4)。特に、収穫期には全国各地から応募してくる7〜8名の援農隊を受け入れて収穫している。
 また、今後も遊休地の所有者との連帯を密にし、農地の集積を図り、さらに法人組織化を進めていくことが必要になってきており、生産者の高齢化、後継者問題を考えた場合、これから効率的な生産組織の設立が重要な問題となってくると思われる。
表4 農業生産法人サザンファームによる生産量の推移
年期 生産量 (kg) 備考(生産者)
13/14 1,033,075 サザンファーム
12/13 1,201,569
11/12 779,708
10/11 994,941
9/10 884,966
8/9 954,756
7/8 734,782 西大舛 高旬 (にしおおまつ こうちゅん)
6/7 672,708
5/6 700,026
4/5 502,429

3) 収穫機械化の遅れ
 収穫作業は、現在2台の中型ハーベスターが導入され、稼働している。ハーベスターの収穫量は全体の8%である。2台のハーベスターだと20%程度の収穫が可能であるが、収穫期に雨天が多く、稼働率が低い状況にあり、少々の雨天でも稼働するハーベスター導入の要望が高い。今後は、ハーベスター向きの品種に取り組み、トラッシュを低減していくことが必要とされている。また、手刈り作業は、ユイマールの他に近年高齢化による人手不足のため全国各地から集められた援農隊等によって行われている。それは30人以上の若者が中心となり、農家に雇われている。
 西表島での収穫作業は営農隊により労力の不足はほとんど見られず、1日あたりの収穫量が多くなることもあり、製糖工場のヤードに原料が残る日もある。
表5 ハーベスターによる収穫状況(平成13/14年期)
項 目 収穫量
( kg )
割 合
( % )
収穫面積
( ha )
割 合
( % )
トラッシュ量
( kg )
トラッシュ率
( % )
手刈り
ハーベスター
8,873,121
738,620
92.3
7.7
128
14
90.1
9.9
81,089
126,410
0.9
14.6
表6 さとうきび生産農家の規模別分布
生産量 ( t ) 戸 数 (戸)
50未満 33
50〜100 25
100〜200 13
200〜300 8
300〜400 5
400〜500 0
500以上 2
86

 以上、西表島でのさとうきび生産の現状と課題についてみてきたが、この島はさとうきび生産者の年齢が他の島に比べて比較的若く、今後の取り組みに期待したいと思う。
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「今月の視点」 
2003年1月 
年頭所感 農畜産業振興事業団 理事長 山本 徹

八重山地域におけるさとうきび生産の現状と課題 (1) ―西表島―
 国際農業研究センター 沖縄支所 国際共同研究科長 勝田 義満


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