農林8号NiF8

農林8号は、1991年(平成3年)に命名登録、同年、鹿児島県の奨励品種に採用されました。
早熟、高糖、多収で、さび病や黒穂病などの主要病害に抵抗性を示す品種です。
日本の主要品種で、南西諸島全域で栽培されています。

左:剥葉前の茎、右:剥葉し、日光にさらされた茎
左:剥葉前の茎
右:剥葉し、日光にさらされた茎
左:剥葉前の芽子、右:剥葉し、日光にさらされた芽子
左:剥葉前の芽子
右:剥葉し、日光にさらされた芽子
立毛状態
立毛状態

来歴組合せ ♀CP57-614 × ♂F160

 

重要特性

NiF8は、九州沖縄農業研究センターさとうきび育種研究室が育成した品種です。1980年(昭和55年)に台湾糖業研究所から種子を導入して実生を養成し、以後、特に早熟性、高糖性、多収性、主要病害抵抗性に注目して選抜を重ねて育成しました。

 

・早熟、高糖、多収で、可製糖量が多い。
・さび病、黒穂病などの主要病害に対する抵抗性が強い。
・脱葉しやすく、収穫作業の効率化が図れる。


農林8号図表
●肥沃地および重要病害発生地帯を中心に植え付けましょう。
●早熟高糖性です。早期刈り取り用品種として2月までに収穫することが
 望ましいでしょう。
●3月以降には側芽の発生が見られるので、早期植え付け(3月上旬まで)を励行しましょう。



NiF8の形態的特性

葉身長はNCo310と同程度である。茎長はNCo310と同程度で、茎径はNCo310よりも太い。

NiF8の形態的特性

●芽子が丸く、凸型です。
●日光にさらされた茎は淡紫色となります。
●節間長が長く、茎径が大きい。
●草型は立型です。