[2004年9月]
【NY市場の動き】
7月のNY市場は、定期相場(10月限)が初日の最安値7.77セントから投機的なファンド筋や業者筋の買いのため続伸し、12日には昨年3月以来1年4カ月ぶりの最高値8.33セントを付けた。その後は堅調に推移し、月末の30日は8.28セントで終了した。タイやインドでの生産の減少や、ロシアが9月に在庫補充のため砂糖の買い注文をするとの観測などが相場を押し上げる要因となっている。当月の平均は、8.17セントで前月の7.05セントと比べ1.12セント上昇した。
また、現物相場は、1日の8.80セントの最安値から定期相場の上昇を受けて6日に1年4カ月ぶりの9セント台を付け、12日には最高値9.44セントまで続伸した。その後は堅調に推移し、月末の30日は9.36セントで終了した。当月の平均は、9.19セントで前月の8.42セントと比べ0.77セント上昇した。
なお、7月の1日当たり平均推定出来高は、29,266枚と前月の27,407枚と比較して6.8%増加した。
(単位:セント/ポンド)
NY 相場 |
現物価格 |
定期価格(当限) |
5月 |
6月 |
7月 |
5月 (7月限) |
6月 (7月限) |
7月 (10月限) |
最低 |
7.77 |
7.99 |
8.80 |
6.29 |
6.66 |
7.77 |
最高 |
8.44 |
8.92 |
9.44 |
7.06 |
7.32 |
8.33 |
平均 |
8.08 |
8.42 |
9.19 |
6.62 |
7.05 |
8.17 |
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NY砂糖市場の動き
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〔特産流通部〕