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海外市場の動き[2006年10月]

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最終更新日:2010年3月6日

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砂糖類をめぐる海外の動き
[2006年10月]


【NY市場の動き】

NY定期相場
 8月のNY定期相場は、15セント割れの14.90セントと約7ヶ月ぶりの安値水準でスタートした。ブローカーらの感触によると、ブラジルからの潤沢な砂糖供給に対して、実需が乏しいため、相場は下げ圧力が増幅する見込み。翌週の7日は一時反発したものの投機筋等の売りに結局は反落して14.27セントで終了した。9日には商業筋の買いに小幅上昇する局面もあったが、11日にはファンド筋の売りに押されて初日の14.90セントから1.54セント安の13.36セントで終了した。
 週明けの14日にはファンド筋の大量の売りに12.50セントの大幅安となり、15日には若干の反発を見せたが17日は現物需要の鈍化を受け、ファンド筋の売りに12.20セントと大幅な下落を見せた。
 その後は、12セント前半で10日間もみ合いを続けたが29日には12セントを割り込んで11.88セント、31日には11.80セントで昨年11月以来の安値水準となり、7月31日の14.91セントに対して一ヶ月で2割程度下落した。

NY現物相場
 8月のNY現物相場は、15.47セントで始まり下値を伺う展開で4日には15.02セントまで下げた。翌7日の週に入ってからは大幅続落して週終わりの11日には、月初の15.47セントから2.68セント安の13.86セントとなった。さらに、翌週の14日以降も定期相場の値動きに同調するように続落して31日には12.16セントと10ヶ月ぶりの安値、月初から2割程度下落した。



〔特産流通部〕
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