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海外市場の動き[2006年11月]

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最終更新日:2010年3月6日

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砂糖類をめぐる海外の動き
[2006年11月]


【NY市場の動き】

NY定期相場 〔1年ぶりの安値水準で10セントを割り込む場面も〕
 9月のNY定期相場は、2006/07年度の供給過剰が懸念材料となって、ファンド筋の集中的な売りにより11.39セントと大きく下げて約11ヶ月ぶりの安値水準でスタートした。
 一旦は、連休を挟んで業者筋等の買いに反発して11.89セントまで上伸したが、当ぎりの納会を月末に控えていることに加えて投資家の売りが重なり再び11.41セントまで反落したものの、13日には消費筋とファンド筋の買戻しなどから相場を押し上げ、12.37セントと3週間ぶりの高値となり、15日には投機筋の買いから12.44セントと1ヶ月ぶりの高値となった。
 しかし、翌週の18日に反転してからは、当ぎりの納会を控える環境の中で続落し、20日には12.12セント、22日に11セントを割り込むと25日には10セントを割り込み一気に9.75セントまで下げた。
 この一週間の下げ幅は2.61セント(21パーセント)の大きなものとなったが、相場は業者筋の買いに上伸した結果、当ぎりの納会(29日)は10.85セントまで戻して終了した。

NY現物相場 〔1年ぶりの安値水準も12セント台で抵抗を続ける展開〕
 9月のNY現物相場は、12.24セントで始まり連休を挟んで6日には12.53セントとなり週末の8日には、12.66セントまで上伸したが、翌週の11日は定期相場と同じく大幅に下げて12.32セントとなった。
 13日には反発して12.97セントを付けるとその後は続伸して18日には13.47セントと1ヶ月ぶりの高値を付けた。
 その後は下値を伺う展開で25日には11.36セントまで下げたものの底値は堅く、29日には12.31セントとなった。


NY砂糖市場の動き


〔特産流通部〕
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